漫画を描こう!〜トレース編その2〜

P1010313

みなさんあけましておめでとうございます. 今年初めての”漫画の描き方”についてのブログです!!記念すべき(?)第一回目は「トレース編その2」について描きたいと思います.前回トレースと言うか背景の描き方の基本について少し書かせていただきましたので,今回はもう少し詳しく書いていきたいと思います.「トレース編その1」と合わせてお読み下さいませ.

光と影を考えると?

前回「背景を描くときには最低でも次の事について考えながら描かなければいけない」と描きました.

1,どこが凸凹していて,どこが地面に接しているのか

2,どこから光が当たっていて,影になるのか

3,それが何で出来ているのか(木材・紙・コンクリート・煉瓦などなど‥)

その1.についてまで前回描いたのでその続きです.

「2,どこから光が当たっていて,影になるのか?」なんですが,まず背景を描くときに光(太陽の光や,室内の場合は室内灯のひかりなど)がどこから当たっているのかを考えます.例えば前回にも出てきた↓↓の立方体を描くとして,左上から強い光が当たっていると設定します.

何も意識せずに書いてしまうと下記のような線になりますが…

肉眼で外の景色などをみると太陽の光が強く当たっている所ほど見にくいと思いますが,それを線で表現すると,光が当たっている所が線が細く,影になる部分(光が当たってない所)が太くなります.それを考えて描いた立方体が↓↓です.

1.で描いた立方体よりもさらに立体感が出たかと思います.これは光が当たる場所,光の強さによってどこを太くまたは細くするかが変わってきますが,光が強い場合(例えば夏の強烈な日差しなど)は光が当たっている部分をより細く,それこそほとんど線が飛ぶぐらいに描いたりすると光の強さを表現出来ると思います.またいくら影になる部分だからと言ってそこだけ極端に線を太くしてしまうと,それはそれで不自然になってしまうのでお気を付け下さい.

「面取り」って何?

また3,の事とはちょっと違うのですが,背景(主に机,家の中の柱,その他小物系)を描くときの手法として「面取り」という方法があります.皆さんの回りにある机やテレビその他角がある物なら何でもいいんですが,角を良く見ると直角になっておらず少しだけ削ってあって丸くなってると思います.ちょっと分かりにくいですが,近くにあったティッシュ箱にも「面取り」してあります.

これ人や物がぶつかったときのダメージを少しでも軽減するために角を削っているのだと思うのですが,市販されている物は必ずこうなってます.「面取り」はそれを漫画の中再現するものです.

コレを実際に立方体でやってみると↓↓のようになります.

分かりにくいですが,角になる線に細くもう一本引いてあります.コレを小物や柱を描くときにするとよりリアルと言うかそれっっぽく(?)なったりするのでお試し下さい.比較的に小物をアップで描く時にやってみるといいかもしれません.

「面取り」は作家さんによって描く人と描かない人がいるのでそこはご自分の絵に合わせてお好みでいいと思います.逆に描きすぎて線がごちゃごちゃになったりする場合もありますので(汗)

トレースに限らず,背景の線の太さは人物の主線によって丁度いいと言うかしっくりくる線の太さがありますので,描かれる方の画風によって調整してくださいね^^

例えば少年漫画を描かれる方などの主線が太い作家さんは背景の線も豪快に太くしてもいるかたが多いですが,青年漫画の繊細な線でリアルな感じの絵を描かれる方は,その分背景の線も細めに描くが質感やディテールをしっかり描いてリアルな人物に合うように描いていたり,少女漫画作家さんは人物を目立たせる為,質感や面取り等を描かずにあえてシンプルに細い線で描いている方が多い等々…それぞれの作家さんで千差万別です.

そこら辺は描いているうちに分かってきますし綺麗な線が引けるようになってきますので,「線の太さとかよく分かんない…」という方もあせらなくて大丈夫です!!

後,自分が好きな漫画家の先生の絵を参考にしながら描くのもとてもお勧めですよ!私は青年誌系漫画の綺麗でリアルな背景が好きなので,真鍋昌平先生の「闇金ウシジマくん」や浅野いにお先生の「おやすみプンプン」などを参考にさせていただいてます.

長くなってしまったので今回はこの辺で^^

次回は実際に写真をトレースしてみまして,完成していく課程を説明しながら書いて行きたいと思います!それでは次回お会しましょう〜^^*

コメント

Leave a Reply