マンガを描こう!〜トレース編その1〜

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みなさんお久しぶりです. 忘れた頃にやってくる頃にやってくるrikaでございます.なんだかんだで1年以上たってしまいましたが,一通りマンガの道具について書いてきましたので,今回からは色々な描き方について書いていきたいと思います.少しでも皆さんのお役にたてれば幸いです.そんなわけで今回は「トレース」について描きたいと思います!! ※「マンガを描こう」シリーズはホントに基本的な事しか書いてないので,漫画を描くことに慣れている方には「そんなこともう知ってるよ!!」と言う内容ばかりです.そんな方は適当に読み飛ばしてくださいませ(>_<;)

「トレース」って何をするの?

さて今から「トレース」について,色々書かせていただくんですが,今回は下の画像をトレースすると設定して話を進めたいと思います.

トレースのやり方としましては,まずトレースしたい写真を印刷した物の上に原稿用紙を置き,原稿用紙と写真がずれないようにマスキングテープを貼って固定します.この固定をするときに普通のテープを使うとテープを剥がすときに紙も剥がれてしまうので,剥がしやすいマスキングテープを使ってください.そしてトレース台もしくはライトボックスで下から光を当てて,写真の上からなぞるようにしてガンガン線を引いていきます :-)

デジタルの方はトレースしたい写真のデータを取り込んで.上からなぞって下さい.↑↑のように書くと「なーんだ,写真をなぞればいいだけか!簡単簡単」と思ってしまう方もいるかも知れません.

しかし‥

ただ何も考えずに「線を引くだけ」と思って書いてしまうと,痛い目を見るのです!

背景を描くときの注意点とは?

このことはトレースに限らず背景を描くときに共通で言えるのですが,背景もしくは小物などの”物”を描くときには,ある程度次のことを考えながら線を描かなければいけないと言われています.

1,どこが凸凹していて,どこが地面に接しているのか.

2,どこから光が当たっていて,どこが影になるのか.

3,それが何で出来ているのか(木材・紙・コンクリート・煉瓦などなど‥)

例えば↓↓にあるようなただの立方体を描くとします.


(かなり適当に描いたので,パースが狂ってるなどおかしな点はスルーしてください(ー_ー;))

コレをあまり何も考えずにただ単に線を引いてみます(これはミリペン(PIGUMAの0.5㎜)で書いてます).


確かに立方体ですが,線の太さがほとんど一緒なので立体感がありません

コレだと教科書に載せるようなただの図形になってしまい,人物がでてきて動く漫画の「背景」としては立体感がなさ過ぎて少し不自然になってしまいます.なのでもう少しそれらしくと言うか,上手く見せるためまずは”1”について考えて描いてみます

この立方体の”地面に接してる線”などをわかりやすく色をつけてみました.

まず赤い地面に接してる線は,影が出来る部分なので他よりも太くよう意識して描きます.そして青い立体の凸凹のボコの線は,一番はっきりと線として見えない部分なので他の線よりも細めに描きます.その他の線はとりあえず赤い線と青い線の中間ぐらいの太さの線で描きます.これが立体の凸凹のボコの線ではなくデコ(凹んでいる線)部分だと,ボコの時とは逆に少し太め描いた方が自然に見えます.

さらに同じ地面に接してる線でも画面の手前にある建物や手前にある物ほど太く描き,画面の奥にある建物や物に行くほどだんだん細くなるように意識して描くなどして,手前ある物から奥に行くにつれて線が太く〜細くとするとさらに立体感がでます.

実際に描いてみるとどうなるのか?

上記を意識して線を書き直してみたものがこちら↓↓

画像だとちょっと分かりにくいですが,さっきよりも少し立体感がでて自然になったと思います.

では次はさらに立体感を出すために”2”についても考えて描いていきましょう.ただ室内になる物を描くときに,”2”の光を考えすぎて描きすぎると逆に不自然になってしまったり,少女漫画の背景であまりにも線の強弱を出し過ぎると,背景が目立ってせっかくの描いたキャラクターの邪魔になってしまう可能性もあるので注意してくださいね.

‥とかなり長くなってしまったので続きはまた改めて詳しく描きたいと思います!

ここまで結構偉そうに描いてきましたが,背景については私もまだまだ勉強中で上手く描けない部分も多々あるので(と言うか私なんかよりも上手い方はたくさんいらっしゃるので‥)みなさん「ちょっと参考程度に見てやるか‥」ぐらいに思っていてくださいね :-D

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