マンガを描こう!〜スクリーントーン編その2〜

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皆さん,お久しぶりです.忘れ頃にやってくるrikaでございます.最近ずっとバタバタしており,ずっと更新できずにいました.前回は,トーンについてお話しましたので,今回はその続きをば.忘れた方もお付き合いいただければと思います.

トーンを綺麗に見せる技,それは45°!

アシスタント先などでトーンを貼るときには「トーンは45°で貼る」という暗黙のルール(?)があります.45°とは原稿に対してトーンが垂直か真横の状態です.

これはどういう事かと申しますと,みなさんトーンを上手いこと余る部分がないように,回転させたりして何とか隙間がないように使ったりしてませんか?トーンって結構高いので,なんとか無駄なく使い切りたくなるんですよね(^^;)私も昔よくやってました.

そもそもなんで45°で貼るの??

トーンを回転させて使うと無駄なく使えると言うメリットはありますが,トーンを回転させて色々な角度で使うと,どうしても原稿が完成したときに微妙ですが汚く見えてしまうんです.トーンによっては同じトーンなのに何か濃さが違って見えたりとか‥

なのでほとんどの先生は45°で貼るようにしているのです.45°に慣れてしますと少し角度がずれるだけで違和感を感じるので,間違ってずれた角度で貼ってしまうと「角度が違う」と注意されることもありますのでアシスタントに行った際はお気をつけ下さい.

「同じトーンを貼ってるのに何かプロの人って原稿が綺麗に見えるなぁ‥」と感じるのはこの角度が整ってるというのも関係しています.

後,「トーン削り(ぼかし)」と言う技法があるのですが,トーンの角度は「トーン削り(ぼかし)」をするときにも関係してきますので覚えておくといいですよ :-P

「トーン削り(ぼかし)」についてはまた違う回でご説明しますのでお楽しみにと言うことで(笑)

細い箇所にトーンを貼ると,知らないうちに剥がれちゃう‥

この前のトーンを髪の毛に貼ったのですが,髪の毛や顔の影など細かい所にトーンを貼ると,知らないうちに剥がれたりしてませんか?

せっかく一生懸命トーンを貼ったのに,投稿して返却した原稿をみたら知らないうちにトーンが剥がれてた‥!などなど‥(泣)私はよくやってました.

なので,そんなときはトーンは切らずに削ってしまうのです!!(上記に書いた「トーン削り(ぼかし)」の技術とはまた違い,こちらは割と簡単にできると思います)

どうやって削るの?

トーンを削る時は,デザインカッターではなく普通のカッターを使います.

まずカッターの上の部分(赤い丸の部分)に力を入れる感じで,面を当てるようにいらない部分をガリガリと削ります.

慣れないうちは,削りたくない部分を削ってしまうこともありますが,慣れれば綺麗にできますよ.

この時,カッターの切れ味が悪いとひっかかってしまいかなり削りにくいし,変にトーンが破けて(切れる?),汚くなってしまうのでカッターの刃はこまめに取り替えてください.また,ドットが残ってしまうと汚く見えるので,ドットは残さないように綺麗に削ってくださいね.

赤く囲んだ所が,トーンを削った部分になりますが,見た目は切っても削ってもそんなに変わらないですよね^^

それでもペローンとなっちゃう‥

それでもペローンとなっちゃうよ!と言う方は,裏技(?)で,剥がれそうなトーンの上に直接メインディングテープを貼るという手もあります.メインディングテープを貼り,トーンヘラで圧着すると,見た目にはそんなに分からず印刷にもほとんどでません.実際以前の職場でもやっておりました.

もちろん,テープは剥がれそうな箇所の大きさに切り,汚れなどがテープの接着面に着かないように気をつけてください.ただ,貼りすぎるとやはり汚く見えますので,どうしてもトーンが剥がれてしまう‥と言った箇所にだけ貼るようにした方がいいと思いますのでご注意下さい.

‥とかなり長くなってしまいましたが,トーンの説明は以上です.これで一通り道具について説明しましたので,次回からは”トレースの仕方や”効果線の描き方”など色々なテクニックについて書いていければなーと思います!よろしければお付き合い下さい〜.