マンガを描こう!〜スクリーントーン編その1〜

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前回までで”原稿用紙編”"インク編”と道具について色々と説明していきましたが,今回も同じくマンガを描く上で欠かせない道具の一つ”スクリーントーン”についてお書きしたいと思います.道具に関する説明シリーズ(?)は今回の”スクリーントーン編”で最後になりますので,もうしばらくお付き合い下さいませ〜(^v^*)

そもそも”スクリーントーン”って何??

“スクリーントーン”とは漫画に出てくるキャラクターに影をつけたり,服に柄をつけたりするときに使う物です.裏がシール状になっているので原稿に直接貼って色々な表現をします.(以下”トーン”と表現します)

B4サイズで1枚250円〜500円くらいで画材屋さんに売ってます.

こちらがうちにあるトーン達です.

トーンの使い方

使い方を簡単に説明しますと‥

①トーンを貼りたい部分を決めます.その上からトーンをあて貼りたい部分に対して少し大きめにトーンを切ります.この時,必ずトーンを台紙から剥がさずにそのまま切ってください.

②大きめに切ったら,トーンを台紙から剥がし貼りたい部分に重ねます.そして軽く圧着させます.強く圧着しすぎますと,余計な部分を剥がすときに大変なので圧着は軽めにしてください.

③次に,線をなぞるようにして貼りたい部分からはみ出しているトーンをカッターで細かく切っていらない部分を剥がします.原稿用紙編でも少し描きましたが,力を入れすぎるとトーンだけでなく原稿用紙ごと切ってしまう恐れがあるので気をつけてください.

④綺麗に切れましたら,トーンが剥がれないようにトーンヘラなどでトーンの台紙などの紙の上から強く圧着してください.使い終わったトーンはトーンが入ってたビニールの袋に戻すとゴミとが着きにくくていいですよ.

‥以が基本的なトーンの使い方になります!

トーンの種類とは??

一口にトーンと言っても何百種類と色んな柄があります.トーンの上下に番号が書いてあると思うのですが,(↓↓ですね)

アシスタント先ではこの番号で指示したりします.例:「このキャラクターの服は52番貼っといて」「影は全部60番でお願い」などなど‥

番号意外にも,ざっくりとですが呼び方があります.

まず00番〜70番にあるような,ただドットが規則的にならんでいるだけのトーン↓↓

こちらは”網(あみ)トーン”と呼ばれています.なぜそう呼ぶかは私にもよく分からないのでつっこまないでください(汗)網トーンは上に書いたように番号で指示されることが多いです.

そしてグラデーションになっているトーン↓↓

これはそのまま”グラデトーン”と呼びます.グラデトーンにも色々種類がありますて,一番ノーマルな↓↓をグラデトーン,砂っぽいグラデの砂グラ↓↓,

その他にも,かけあみでできてる”かけあみグラ”等々‥

こちらは番号でなく「背景はグラデで!」とか「これぐらいの幅の上から濃→薄になるように」など番号で指示されるのは少なかった感じがします.

そのほかの花柄やチェックになってるトーンは,そのまま見た目で”花柄トーン”やらチェック”"雲トーン”"暗めもやトーン”とか見たまんまですね.

同じトーンでも,アシスタント先によってその職場だけの独特の呼び方をするときもあるので,謎のトーンがあったら先輩に聞くなどして臨機応変に対応してくださいね^^

値段をとるか,綺麗さをとるか‥どっちもでしょ!!

また,“IC”(アイシー)“デリータ”“Jトーン”などインク同様色々なメーカーさんからトーンが出ています.それぞれの魅力を説明しますと‥

デリータ‥デリータさんはなんと言っても値段が安いです!画材屋さんにもよりますが,一枚200円〜250円くらいで売ってます.なのでお金がない方にはだいぶありがたいメーカーさんですね^^

IC‥ICさんは値段は一枚400円〜450円と高いですが,お値段が高い分トーンの綺麗さが違います!特にグラデトーンはかなり綺麗で,友人の少女漫画家さんは「グラデはICしか使わない!」と豪語していました(笑)

Jトーン‥Jトーンさんは柄トーンが他にはないデザインの物がたくさん出ていて,トーンのバリエーションの豊富さが魅力的ですね.花柄やキラキラしたトーンなどの可愛い柄もたくさんあり,ついつい衝動買いしてしまうことも‥(笑)値段もICさんほど高くないので買いやすいのも魅力ですね.

私は主にデリーターさんのを使って,グラデはちょいちょいICさんのを使ったりしてます.Jトーンさんのはやっぱり柄物を中心に使ってますね.

みなさんも予算や漫画の雰囲気合わせて色々使ってみてください!

‥と長くなってしまったので今回はこの辺で.トーン編はその2に続きますのでお付き合い下さい〜!